地震保険の見直しを

地震保険とは何か

地震保険とは、地震で自宅や家財が被害にあったとき、その被害範囲に応じて補償をしてくれる保険です。
これまでの地震保険は体制が不十分であったため、阪神淡路大震災時は保険金の支払いがかさみ、倒産に追い込まれた保険会社もありました。
そのような記憶があるためか、地震保険に加入している世帯はいまだ平均で3割程度しかありませんが、日本は地震大国であることを忘れてはなりません。
日本に絶対安全な場所がない以上、どこに暮らしていても、東日本大震災や熊本地震のような被害に見舞われる可能性は、誰にでもあるのです。
国はこれまでの経緯を受け、民間との共同運営にすることによって地震保険の安定化を図り、どの保険会社であっても保険金が確実に支払われる体制づくりを強化しました。
地震で自宅が被害にあっても、保険がなければ全て自己負担となります。
そのことをよく理解した上で、加入するか否かをしっかりと考えていかなければなりません。

熊本地震被災者の地震保険加入率は?

2014年度の加入率は、熊本県で28.5%、大分県で22.1%となっており、全国平均の28.8%とそれほどの差はありませんでした。
地震保険の加入がなくても国からの見舞金や税金免除などの措置を受けることはできますが、多大な被害を受けた場合において、その被害を補えるものではありません。
そのため国は地震保険の加入を推進しているのです。

補償範囲をよく確認した上での加入を

地震保険は火災保険に付帯するもので、それ単体で加入できるものではありません。
補償範囲は火災保険の30%~50%と決まっています。
また、建物では5000万円まで、家財は1000万円までという補償額の上限もあります。
この不足分を補うとすれば、一般的な地震保険に加えて保険に入る必要があります。
しかしその場合は保険料の負担も大きくなるため、どの範囲までの補償があればいいかなど熟考の上加入した方が良いでしょう。