【熊本地震から学ぶ】避難生活で女性が留意すべきこと

熊本地震や東日本大震災、また大雨による土砂災害など、日本では各地で大災害が起こっています。
日本に生きるものの宿命ともいえる自然災害による被害ですが、こういった事態にいつ自分が巻き込まれるのかは分かりません。
日本全国に絶対安全な地域など存在しないのです。
もし、自分が避難所生活を送ることになったなら…女性に注意してほしい点をまとめました。

性犯罪に巻き込まれないために安全の確保を

最も深刻なものに、性犯罪被害というものがあります。
災害によって傷ついた心をさらにえぐるような事件に巻きこまれることがないよう、対策は万全にしておく必要があります。
特に停電が続くと、それを逆手にとって性犯罪を起こす人というのは、こういった時には必ずいると考えておいた方が良いでしょう。
人気のないところで一人にならない、常に二人以上で行動するなど、注意して過ごす必要があります。

避難所生活にプライバシーはない

避難所生活になると、学校の体育館のような場所で多くの人と過ごすことになります。
熊本地震ではそれが嫌だからと自宅に戻り、二度目の本震で家屋の倒壊に遭い亡くなった方や、車中生活を選び、エコノミー症候群で亡くなる方も多かったのです。
そのような悲しい事態を防ぐためには、やはり避難所で過ごす方が安全です。
しかし、避難所にプライバシーはなく、女性は着替えもままなりません。
多くの人と一緒であると気も遣いますし、眠りにつきにくくなるかもしれません。
このことは個人でどうなるものではなく、行政や自治体が緊急時の対策として行うべきことですが、そういう状況になることを理解しておくことは重要だといえます。
これらを踏まえた上で、緊急時の移動先など自分の行動を考えておくことはできます。

避難所の女子トイレは常に混んでいる

女性は男性に比べトイレに要する時間が長めですが、ほとんどの避難所で男女のトイレの数は同じです。
そのため女子トイレは混みやすく、普段の感覚で居ると間に合わない可能性もあるのです。
こうした点も行政や自治体が主体になるべき問題ですが、仮に行政側が仮設トイレを設置したとしても災害が起きてすぐ提供してもらえるわけではありません

避難先によって配給品に偏りがある

本来はどの避難所でも同じように食物や日用品の配給が受けられるべきですが、緊急時であることから物資を運搬する道路自体が被害を受け通行不可能になる場合もあり、また個々人で必要なものはそれぞれ違うため、全ての人のニーズに応えられるわけではありません。
ですから、特に小さな子どもを抱えている母親は、子供のミルクやおむつなどの必需品は災害用のバッグに入れておいた方がいいでしょう。

避難所での生活が長期になれば、その疲労は想像以上であることが予想されます。
普段からリスク管理をし、有事の際にパニックにならない心構えが必要です。
特に女性は男性以上に避難所生活で不自由を感じがちであることに注意して、できるだけの準備をしておきましょう。